「本物の大福あります」の大きな文字に
大福好きとしては寄らないわけにはいかず、
1848年創業の和菓子司
志ら井さんにちょっと寄り道。
待ち列のできるお昼どきに
ご婦人方がちゃきちゃきと応対して
あっという間に
包みに入った大福が手渡されました。
手渡してくださったお婆ちゃんの手が
働きものの手ながらも白くって
凛とした雰囲気さえ覚えたもので
花びらと苺の甘い香りが広がる
花束みたいな紅茶と一緒にいただくことに。
最近のお洒落なフルーツ大福とは違って
しっかりとしたお餅でくるまれ
優しい甘さの粒あんがずっしり入った大福。
過度な塩気がない王道の大福は、
濃いめに淹れた紅茶とよく合います。
旅する茶屋 casa rana