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2021
09.20
Mon

本物の大福

「本物の大福あります」の大きな文字に 
大福好きとしては寄らないわけにはいかず、
1848年創業の和菓子司 
志ら井さんにちょっと寄り道。

待ち列のできるお昼どきに 
ご婦人方がちゃきちゃきと応対して
あっという間に 
包みに入った大福が手渡されました。

手渡してくださったお婆ちゃんの手が
働きものの手ながらも白くって 
凛とした雰囲気さえ覚えたもので
花びらと苺の甘い香りが広がる 
花束みたいな紅茶と一緒にいただくことに。

最近のお洒落なフルーツ大福とは違って
しっかりとしたお餅でくるまれ 
優しい甘さの粒あんがずっしり入った大福。
過度な塩気がない王道の大福は、
濃いめに淹れた紅茶とよく合います。

旅する茶屋 casa rana

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