日本茶ソムリエは、
正式には”日本茶インストラクター”と言います。
その活動はさまざまですが、
私は”日本茶の伝道師”だと思っています。
この日本茶インストラクターになるには、
茶の歴史、栽培、製造法、化学など、
専門的な内容を山ほどお勉強します。
聞き慣れないワードのひとつが
”エピガロカテキンガレード”
茶特有のカテキン成分のひとつですが、
その種類は4つ。
エピカテキン
エピガロカテキン
エピカテキンガレード
エピガロカテキンガレード
と、何かが進化していくみたい。
「海老で、ガルル~ライオンが・・・」と、
覚えるときには海と山の生き物が
あたまの中を駆け巡っていましたが、
お味は苦味、渋味が主で、
文字数が増えるほど茶の中に多く含まれています。
「エピガロカテキンガレードが
最近の感染症に効果があるかも」と
巷ではおっしゃる方もいるそうですが、
もともと「ガンの発生率を著しく抑える」
として着目される優れモノなのです。
栄西さんの『喫茶養生記』のはじめにも
「茶は養生の仙薬なり」と記され
先人たちが万病の薬として服していた「チャ」
ほっこりのついでに一服いかがでしょう。
旅する茶屋
日本茶ソムリエ casa rana