入り口すぐに シンボルのようにそびえ立つ 木のはしご。
はじめのうちは、 おっかなびっくり昇り降り。 特に降りるときは、 地面なんて見られないほど 手すりを握りしめて こわごわ一段ずつ。
でも、不思議なことに 人は慣れる生きもので、 お着物を着ていても ひょいひょい昇り降り。
さすがにお客さまにはしごを お使いいただくわけには いかないのですが、 あたたかで すべすべとした手触りに 愛着が湧きまして 何とも良いのです。
旅する茶屋 casarana