急須に茶柱が立った。
お湯呑ではなく 急須の蓋から
勢いよくレモングラスの葉が
飛び出してきたので
思わず声を上げて笑ってしまう。
急須の”蓋の穴”は案外と大切なもので、
きっちりと密閉された急須であれば
この”蓋の穴”がないと
空気が急須の中にまわらず
うまくお茶が出てこないのです。
福岡のお茶屋さん曰く
「醤油さしと同じ原理ですね。」と。
たしかに。
空気の流れのなにがしかは、
理科のお勉強に乏しいので
何ともですけれど、
急須の茶柱。
なんだか、良いことがありそうな予感です。
旅する茶屋 casa rana